虚無

■RO
最近、癌の管理などどうとも感じなくなってきました。
強さや資産に価値を見出さなければ、BOTが幾ら涌いていようと関係ないし、
妙に必死な人も、回りのことなんて気にしない人のことも気にならない。
それらは当たり前に存在するものだから、という結論に達すると、
真っ当にやって勝ち上がることに意味など感じなくなり、
強さや資産なんて気にならなくなる。
そうやって強さや資産に価値を感じなくなると…
 
なるほど、無感動はおそろしいほど正確に、合理的に螺旋を描く。
ROの中で必死だったころは、まったく正逆に、
憎しみが循環していたんだろう。
 
そもそも、ROで何で必死だったんだろうと考えると、
それは当然強くなりたいからだ、という単純な理由であるが、
なぜ強くなりたかったかと言えば、
強ければ格好良いからだった。
つまるところ、エローイ、というか、
「サトコ」というキャラクターの存在意義は「格好良い」の一点であり、
必死になっていて強くても、それは格好良くない。
これがROに対する情熱が急速に冷めた、
循環のはじまりに穿たれた最初の点だった。
 
負け組の自己内省第一回。