今更だけど暴魔対戦
といっても、携帯は使い方がよくわからないからゲームはパス。

食べ比べた印象は、まさにこちらのblogのレビューとピッタリ一致。
超暴君が驚くほどに辛くない。
というか辛くない。
ぶっちぎりで一番辛くない。
 
何で?
ハバネロピューレ2倍、と明確に書いてある以上、
辛くなることはあっても、辛くなくなることはないはず。
流行のGISOU?パッケージング間違い?
ねーよ。
じゃあ何で?
ってことで、パッケージと商品から分かる範囲で推理を開始。
 

とりあえずハバネロを使ってないジョロキアは一旦除外するとして、
通常暴君と超暴君の原材料を比較。
いきなり回答が見つかりました。
通常暴君には入っていて、超暴君には入ってないものがあった。
 
「赤唐辛子」
 
原材料リストは、使用比率が高い順に記載するというルールがあるのだが、
通常暴君、超暴君ともにハバネロピューレの使用順位は11番目。
順位的には半分より上だが、下位のほうはほとんどが化学薬品と香料なので、
実質的な分量はさほどではないと見ていい。
一方、通常暴君の赤唐辛子は、ポテト2種、油、澱粉に次いで5番目である。
塩より多い。
つまり、暴君の辛さのほとんどは赤唐辛子によるもので、
ハバネロピューレはおまけみたいなもの、と言える。
 
お 前 ふ ざ け ん な よ
お 前 何 が 暴 君 ハ バ ネ ロ だ よ
お 前 暴 君 レ ッ ド ペ ッ パ ー じ ゃ ね ー か
 
で、前述したとおり、超暴君にはこの赤唐辛子が入っていない。
つまりメイン火力抜きで戦っている訳である。
辛いはずがない。
もともとおまけ程度のハバネロが2倍になったところで、
メインの香辛料を抜かれてしまってはどうしようもない。
 
ついでにジョロキアのほうも調べてみると、
こちらのほうはチリパウダー(メイン)と
ジョロキアペースト(サブ)。
辛さの性質が暴君と違うように感じたのは、
ジョロキアハバネロというよりは、
寧ろチリパウダーと赤唐辛子の違いに拠るところが大きかったようだ。
 
なんというか、幽霊の正体見たり枯れ尾花、という気分。
世の中には、知らないほうが幸せなことがたくさんある。